【業界別】SEOの成功事例5選！具体的施策と成功ポイントを解説

SEO対策してもなかなか記事が評価されない。
サイト流入が伸び悩んでる。
そもそも、SEO対策では何を成果指標としておけばいいかわからない。

Web担当者の方のお悩みは様々だと思います。そういったお悩みも他社の成功事例を参考にすることで解決されるかもしれません。
ここでは当社にてサービスを申し込み頂いたお客様の成功事例を紹介いたします。ご覧になられている方のWebサイトのお悩みに近いものがありましたら、ぜひとも参考にしてみてください。

SEOで成果が出るまでの期間は？

SEOの成功事例をご紹介する前に、そもそもSEOで成果が出る期間と成果基準ってなに？という前提について解説します。

SEOの成果が出るには、およそ４か月～１年かかります。これはGoogleの公式見解ですが、長年SEO対策に携わってきたジオコードも、この期間は妥当だと感じています。

成果が出るまで時間がかかることを忘れないでください。変更に着手してからメリットが得られるようになるまで、通常は 4 か月から 1 年かかります。

Google検索セントラル

SEOが長期的な施策になる理由としては、そもそもSEOの前提を理解している必要があります。

1. SEOは相対的な評価であること
2. 日本におけるSEO対策は、Googleのプラットフォーム上で戦うことがメイン

SEOの施策をどんなにたくさん打っても、Google（検索エンジン）のアルゴリズムが「あなたのサイトよりも高く評価したサイト」があれば、あなたのサイトに順位はつきません。また、Googleのアルゴリズムがアップデートされ、新たなルールを理解しなければ、古いルールのままやってきたサイトは評価がされません。

つまり、競合よりも優良な施策を数多く打ち、それをGoogleにしっかり理解してもらう期間が必要になります。

ちなみに、Googleのアルゴリズムは定期的に変わりますが、本質的なGoogleの目的の理解や、いままでのアップデートの傾向から予測をして先手を打つことも大事です。期間がかかることを前提におきつつ、SEOでやるべき施策を確実に実装していくことが成果を出すためには必要です。

SEOにおける成果とは

成果指標はサイトの課題に応じて異なってきますが、おもに「サイトの流入数」「自然検索から流入したユーザーのCV数」が挙げられると思います。

対策キーワードで上位表示されることで、サイト流入数が増えることにつながるため、KPI指標としてキーワードの順位を見ていくことは重要です。また、自社にマッチしたターゲットが検索するキーワードから流入したユーザーは、CVする確率が高くなることが想定されるため、結果的にCV数（売上）につながる、という考え方です。

今回ご紹介する成功事例は、「対策キーワードの検索順位」「サイト流入数」「CV数」などお客様ごとに抱える課題に対する成果をご紹介します。

ちなみに、成果を出せた一番の要因は、何をしたかという点よりも、現状のSEOにおける課題点の把握が重要になります。先に述べたように、SEOは長期的な対策となるため、その方向性を決めるための現状課題を誤ると方向性がずれるのでご注意ください。

自社の課題点が分からない、という方のために無調調査を行っているので気になる方はお気軽にお問い合わせください。

SEO成功事例5選

【医療業界】ビックキーワード「ガミースマイル」単体キーワードで１位を獲得 │ 医療法人社団幸友会

• 会社名　医療法人社団幸友会
• 事業内容　歯医者
• URL　https://www.nakano-dental.net/

課題

テクニカルSEOの実装及びコンテンツ不足

テクニカルSEOに関して実装が少なく、Googleに正しく評価を受けていない可能性が高かったです。
また、対策キーワードに対して、検索意図に沿ったコンテンツが一部不足していたため、追加施策を企画・実装を行う必要がありました。

解決策

テクニカルSEOの実装
Googleからの正しく評価を得られるよう基本的なSEO対策を実施しました。（見出しタグ最適化、内部リンク対策など）

コンテンツSEO
既存サービスページへのコンテンツ追加

上位表示キーワードのクリック率を上昇させる取り組み
ユーザーがよりクリックしてくれるか？を追求しtitleタグなど微調整を実施

成果

• 検索ボリューム4万件以上のビックキーワードである「ガミースマイル」単体キーワードで１位を獲得

ココがポイント

近年、テクニカルSEOだけでは上位化は難しく、ユーザーの検索キーワードに対して本当に必要なコンテンツとは何かを考える必要があります。テクニカルSEO＋ユーザー行動を徹底的に洗い出し、素早くPDCAを回すことで成果につながったと考えています。

▼詳しくは下記ご覧ください
医療法人社団幸友会様のインタビュー事例はこちら

【医療業界】目標としていた「脳ドック」での上位表示 │ スマートスキャン株式会社

• 会社名　スマートスキャン株式会社
• 事業内容　医療プラットフォームサービス「スマート脳ドック」運営
• URL　https://smartscan.co.jp/

課題

記事メディアの立ち上げに伴い、全体的なSEO目線でのノウハウが自社内に不足していました。

サービス自体が新しく、認知拡大をしていく上で必要なSEO視点でのノウハウ不足、課題洗い出しをする工数が確保が難しい状況でした。

解決策

コンテンツSEO
より早く結果を出す為に、160本分の記事テーマを3ヶ月で作成。常に最新の情報を取り入れ記事を執筆する体制をとり公開していました。

内部SEO対策
元々使用していたWebサイトと、今回対策するサイトでのコンテンツ重複や、タイトル・URLの正規化といったマイナス要素を洗い出し改善していきました。

ユーザビリティ改善
アクセスが増加し始めてから、より新規ユーザーをサービスページ・クリニックページに誘導できるような改善に注力しました。

成果

• 目標としていた「脳ドック」での上位表示
• 記事で狙っていた症状や用語といった潜在～準顕在キーワードでも多く上位表示を獲得

ココがポイント

課題点を洗い出し、施策を打ち出せる体制づくりを整えたことで、限られた工数の中でも短期間で多くの施策を実行できたことが大きな要因として挙げられます。また記事メディアに関しては、重要なテーマを定め多くのテーマを網羅できるような多くのコンテンツを打ち出せたことも要因のひとつです。

▼詳しくは下記ご覧ください
スマートスキャン株式会社様のインタビュー事例はこちら

【小売り業界（ECサイト）】各商材キーワードだけでなく、多くのエリアキーワードでも上位表示化に成功！ │ 株式会社萬歳

• 会社名　株式会社萬歳
• 事業内容　古物売買 / 美術品・骨董品・茶道具・絵画・宝飾品・時計等の売買
• URL 　https://jyueidou.com/

課題

サイト設計が古く、狙いたいキーワードに適したページが足りていない。

サイトが制作されてから年月が経過しており、内部SEO設計もされていませんでした。 また、骨董品買取は多くの取り扱い商材がありますが、各商材に適したページが無い状態でした。

解決策

コンテンツSEO
ターゲットに対し数多く存在する関連キーワードを洗い出し、E-A-Tを意識して各商材や作家についての記事を作成しました。

内部SEO対策
サイトリニューアルも視野にいれた既存サイトへの内部SEO対策を実施し、評価されているコンテンツやキーワードを明確化させることで、リニューアル時のコンテンツ設計に役立たせました。

サイトリニューアル
キーワード調査や競合調査を基にディレクトリ設計を組み直してサイトリニューアルを進めました。

成果

• 各商材キーワードだけでなく、多くのエリアキーワードでも上位表示化に成功！

ココがポイント

SEOに力を入れている業界ということもあり、競合との差分を埋めるのに時間を要しましたが、ひとつひとつの施策を丁寧に素早く実行し続けることで最終的に成果へとつながりました。サイトリニューアルという時期だからこそ、既存のサイトをうまく活用することでリニューアルをより効果的に打ち出すことができました。

▼詳しくは下記ご覧ください
株式会社萬歳様のインタビュー事例はこちら

【教育業界】対策キーワードにて10位台➡3位へ │ 日本児童教育専門学校

• 会社名　日本児童教育専門学校
• 事業内容　専門学校
• URL　https://jje.ac.jp/

課題

キーワードのカニバリゼーションが起こっていた

対策キーワードに対して、複数のページが検索に引っかかる状態となっており、順位が片方は3位、もう片方は10位…のような例でばらつきがありました。

解決策

テクニカルSEOの実装
Googleからの正しく評価を得られるよう基本的なSEO対策を実施しました。（見出しタグ最適化、内部リンク最適化など）

カニバリ解消の対応
Googleに対して評価してほしいページをSEO内部施策にて集中させました。

成果

• 対策キーワードにて10位台から3位へ

ココがポイント

対策キーワードに対するページへ、タグ周りの見直し・内部リンクの集中をすることに加え、カニバリを起こしていた対策ページでない片方に対して、SEOチューニングを行いました。Googleに対して対策キーワードで表示をさせてほしいページをわかりやすく一本化する対応を掛けました。

コンテンツ原稿作成・画像制作・カニバリの対応など、素早く課題点を洗い出し、実装へ動けたことで、結果としてサイト閲覧者に対して有意義なコンテンツとして受け入れられ、順位が改善されたと考えています。

▼詳しくは下記ご覧ください
日本児童教育専門学校様のインタビュー事例はこちら

【自動車業界】Webサイトへのアクセス数を昨対比約2.3倍に増加！ │ 株式会社 武蔵境自動車教習所

• 会社名　株式会社武蔵境自動車教習所
• 事業内容　自働車教習所
• URL 　https://musasisakai-ds.co.jp/

課題

入所者数や資料請求数が年々減少していた。

解決策

内部SEO対策
Googleからの正しく評価を得られるよう基本的なSEO対策を実施しました。（見出しタグ最適化、内部リンク対策など）

コンテンツSEO
認知獲得のため、潜在層～顕在層のにターゲットに対し、受け皿としての記事を公開していきました。

ユーザビリティ改善
サイトリニューアルに合わせて既存サイトの課題点を洗い出し改善していきました。

成果

• Webサイトへのアクセス数　昨対比約2.3倍
• 入所数　昨対比約1.1倍、過去最高
• 二輪入所数　昨対比約1.6倍、過去最高

ココがポイント

潜在層～顕在層にいたるターゲットに対し受け皿としての記事を公開し、認知獲得に注力しました。その中でサイトリニューアルでは流入したユーザーがスムーズにCVへたどり着けるような設計に改善したりと流入～CVまでの導線設計の改善を実行できたことが成果の要因と考えています。

▼詳しくは下記ご覧ください
武蔵境自動車教習所様のインタビュー事例はこちら

まとめ

広告費に頼らずに集客できる「魅力のマーケティング手法がSEO」です。

しかし、SEOはGoogleのアップデートやユーザーの購買行動の変化に応じて日々目まぐるしく変化していきます。なかなかすぐには成果につながらないとお悩みの方も多いのではないでしょうか。

順位や検索エンジンへの最適化だけを目的にせず、キーワードの検索上位表示を過程として、アクセスの最適化・サイト上のCV増加を目標に置いた中長期の戦略を立てることがおすすめです。

今回ご紹介した成功要因では、「課題点を洗い出し、スピーディーに実行していくサイクルが重要」という共通点が見えてきました。しかし、SEOにとって重要な施策ほど、思っていた以上に実装が難しいケースも多くあります。ジオコードでは、サイトへの修正作業の代行を別プランで用意しているため、提案施策をサイトへ反映させるための進行管理も実施していきます。

お困りの際はお気軽にご相談ください。